ベトナムのデジタルヘルス、日本企業の協力の可能性
2024年6月27日、OmiGroupの子会社であるOmiJapanは、ベトナム保健省の国立健康情報センターおよびMEJ(Medical Excellent Japan)と協力し、ベトナムのデジタルヘルス市場の概要に関するセミナーを開催しました。このイベントはハイブリッド形式で開催され、多くの政府関係者、両国の大使館の代表者、60を超える日本の大手ヘルスケア企業が参加しました。
セミナーでは、ベトナムの健康に関する情報が提供されただけでなく、日本とベトナムの交流と戦略的協力の構築のプラットフォームとしても機能しました。日本企業は、人工知能(AI)の活用、情報と患者データのセキュリティ、医療機器としてのソフトウェア(SaMD)、デジタル医療教育、高度な診断および治療技術の応用などの分野で、ベトナム市場への投資と開発の機会を模索することに強い関心を示しました。
セミナーでは、CEOのTran Quoc Dung氏がベトナムのデジタルヘルス市場の概要についてプレゼンテーションを行い、開発の可能性、協力の機会、サポートポリシー、医療サービスの質を向上させるソリューションを分析しました。
ベトナム保健省の代表で、国立健康情報センターの副所長であるNguyen Truong Nam氏は、デジタルヘルスの開発におけるベトナムの方向性と目標の概要を説明しました。また、日本の企業や組織とベトナムのカウンターパートとの協力関係の構築の方向性についても説明しました。
MEJ組織の代表である桜井早苗氏は、日本企業の国際市場、特にベトナムへの進出を促進し支援するという協会の使命について説明しました。OmiJapanの徹底的な市場調査を通じて、MEJはベトナムが非常に有望な市場であると考えています。東南アジア諸国への市場拡大を目指す日本企業にとって、ベトナムは非常に適しています。
講演者のプレゼンテーションとオンライン Q&A プログラムにより、ベトナム市場の全体像が明らかになったほか、ベトナムにおける外国人医師の就職機会や遠隔医療の活用の方向性など、特に関心の高いトピックについても掘り下げられました。また、日本企業がベトナムのデジタル ヘルス市場に参加し、貢献する方法についても貴重な情報が提供されました。このセミナーは、強力な二国間協力の機会を促進するものです。その中で、OmiJapan は架け橋となり、日本企業に商業的価値をもたらすとともに、ベトナム人の医療診断と治療、医療管理、医療の質を向上させることを誇りに思っています。